講師プロフィール

 

寺澤秀一(てらさわ ひでかず)先生   現 福井大学医学部附属病院 副院長

主な資格と役職

日本救急医学会救急科専門医
American College of Emergency Physician
日本救急医学会救急医学領域教育研修委員会委員
同ER検討特別委員会委員、
日本ACLS研究会理事
福井県医師会救急医療/災害医療対策委員長
福井県メディカルコントロール協議会会長

今回は滋賀成人病センター河野幸裕先生にお世話いただき、『研修医当直御法度』 (三輪書店)の著者、寺澤先生をお招きしてご講演いただきます。救急医学にあまり造詣の深くない医師でも、今や研修医のバイブルとなった感のあるこの本を、医局や当直室で見かけて、ふと手にとって開いた先生は多いと思います。私もその一人ですが、今回の臨床研修制度では指導医としても大変重宝するのではないかと思います。すでに第3版を数え内容も益々充実して、新しいACLSガイドラインや妊婦・小児への投薬、精神科救急についても書かれています。最近書かれた姉妹本「研修医御法度 症例帖」でも、どこで失敗するのかという視点に立って、診療現場のリアリティーがあふれています。

          

 先生は昭和51年に金沢大学医学部を卒業されて、沖縄県立中部病院にて5年間、研修医、救急外来専従医としてトレーニングされた後、さらに北米(トロント総合病院、デンバー総合病院)にて2年間、本場のERの救急医学を研修・体験されています。帰国後、郷里の福井にて県立病院救命救急センター医長を経て、平成12年に福井医科大学救急医学講座教授に就任され、平成14年からは総合診療部の教授を併任されています。いわゆる1次から3次まであらゆる救急疾患を診られる大学教授というのは日本では稀有ではないでしょうか。
大学病院でプライマリケアを実践されてきた先生には、どのようにして第一線の市中病院と同質の臨床研修を行っておられるのか? 研修医が大都会に集中することや、また大学病院・医局制度が研修の場として敬遠されつつある中で、どういう展望を持っておられるのかということも、研修責任者の先生たちは伺いたいところだと思います。

事務局 中村