連絡協議会

 

■第12回びわこ臨床研修ネットワーク連絡協議会(議事録)

議事進行 幹事 笹田 昌孝
野田 秀樹

日時 : 平成22年8月7日(土) 14:30~15:00
場所 : 琵琶湖ホテル 3F 「グリーン」

 

【意見交換】

「レジデントに対して魅力のある提案」について

【確認項目】

  • 今回の学術講演会の進行
  • 次回当番幹事等の確認
  • 次回開催月日の確認
       他

 

意見交換「レジデントに対して魅力のある提案」について

【意見交換の趣旨】

滋賀県に望ましい医療を展開するための必要な事項として、本県での臨床研修の実施と、その後の本県での医療への定着に向けてどうしたら良いかに関する「共通認識」を国・県・大学と共に研修指定病院として持つことが必要である。そしてレジデントに対して魅力ある提案を行い、他府県からもレジデントを誘引できるような魅力のある提案とシステム作りが必要と思われる。これらの点につき今回意見交換の場を持つことにした。

  • 当院においてはそれぞれの部署が患者に顔の見える(可視化)仕事をするようにと伝えている。大学内の単位交換制ができれば良いのだが、当院は研修医に国内留学3ヶ月間をめどに認めている。各病院特色があるので、滋賀県内でもレジデントは希望すれば他の病院で何ヶ月間か研修を行えるようなオープンなプログラムがあれば良い。スタッフになってしまうと現実的に他の病院で研修を行うのは難しいので、給与体系でもフレキシブルに対応できるこの時期が良い。マッチングシステムでも枠が全て埋まらない年があったので、個々の病院での枠を決めるのではなく、滋賀県としての枠が欲しい(例えば県として80人)。その中で何名か(例えば20人)を滋賀県内の研修指定病院を自由に動いてもらうような「自由枠」もマッチングシステムの中で設けることができるようになれば良い。そうなればマッチングシステムから漏れたレジデントを滋賀県内で有効活用できる。また、県、医師会、病院協会とのもっと緊密なネットワーク(情報共有)が必要。びわこ臨床研修ネットワークの設立目的は「若い世代の良い人材を育て、県内で働いてもらう」ということなので、レジデントのサポートのために研修の量・質の向上のための課題と情報の共有は必須である。
  • 研修医に必要なことは、宣伝活動、定着活動だが、それ以上に県内での連携、その地域でのシステム作りである。滋賀県内での共同の研修医受け入れ枠があれば、1年を他の施設、もう1年を当施設で地域としての研修を受けてもらうような研修方法も今後検討が必要になるかもしれない。
  • びわこ臨床研修ネットワークと病院協会のリンクも必要。せっかくこの場で良い意見が出ても病院協会に伝わらなければ意味が半減する。
  • 2年目の自由枠で希望があれば大学での研修を行わせる。昨年は心臓血管外科で研修させた。また他の施設の研修医から脳外科での研修希望があったので受け入れた。
  • 研修医の募集をずっと呼びかけているが現状は0である。国内留学のアイデアを参考にさせてもらう。
  • 研修指定病院の強みの科を出してもらって、それを基に県全体の研修プログラム作りをしたらどうか。また地域連携で地域完結のプログラムと、県全体の協力型研修プログラムとを作ってはどうか。長期的な視野に立って、各施設の弱点を相互補完することが必要。他にない県全体の取り組みを示し、若手医師にアピールすべき。
  • 自治医大枠を拡げられれば研修医不足にはならないのではないか。
  • お互いが研修協力病院になることも必要。当院では他施設の緩和ケア研修を希望する研修医を受け入れている。救急(産科・小児)が弱いので研修希望者は他施設に派遣している。
  • 県、医師会、病院協会と、それぞれが別々に活動しており、お互いの話し合いが必要である。研修指定施設は大津から離れれば離れるほど研修医の確保に苦労しているので、東京、大阪等の大都市の枠を減らして、その分滋賀県としての独自の枠を増やしてもらえると有難い。

【まとめ】

他の研修指定病院との協力のみならず、県、医師会、病院協会でのレジデントの量的・質的向上を図るようなプログラム作成、共通認識を持つことが最重要である。

確認項目

  • 今回の学術講演会の進行

    症例検討(15:05~16:35)
    症例をチームで学ぶ「難治性MRSA骨・関節感染症の1例」
    座長:内海 貴彦 先生  齋藤 崇 先生 (滋賀県立成人病センター)
    ******************************************************************
    特別講演(16:35~17:55)  
    座長:小林 映 先生(市立長浜病院)
    『患者側との信頼関係を構築するための心構え~実際の医療紛争事例を通じて』
        水島綜合法律事務所 所長 弁護士 水島 幸子 先生 

  • 当番幹事等の確認

第13回当番幹事 :長浜赤十字病院、近江八幡市立総合医療センター

  • 次回開催月日の確認

次回開催日 :平成23年2月5日(土)
開催場所 :琵琶湖ホテル
共催メーカー :第一三共株式会社

 

― (完) ―