評議員会(指導医連絡協議会)

 

■第22回びわこ臨床研修ネットワーク評議員会(指導医連絡協議会)議事録

議事進行 多賀 俊明 先生(市立長浜病院)

日時: 平成27年7月25日(土) 15:15~16:00
会場: ロイヤルオークホテル

 

【出席者】

宮下 浩明  先生
中村 高秋  先生
山添 直博  先生
中村 文泰  先生
清水 和也  先生
三木 恒治  先生
中村 隆志  先生
倉田 博之  先生
西田 保裕  先生
山本 孝吉  先生
小菅 邦彦  先生
松村 和宜  先生
山本 秀和  先生
多賀 俊明  先生
亀崎 洋   先生
楠井 隆   先生
金子 隆昭  先生
矢野 秀樹  先生
大西 正人  先生

(近江八幡市立総合医療センター)
(近江八幡市立総合医療センター)
(大津赤十字病院)
(草津総合病院)
(公立甲賀病院)
(済生会滋賀県病院)
(済生会滋賀県病院)
(済生会滋賀県病院)
(滋賀医科大学医学部附属病院)
(滋賀県立成人病センター)
(滋賀県立成人病センター)
(滋賀県立成人病センター)
(滋賀県立成人病センター)
(市立長浜病院)
(市立長浜病院)
(長浜赤十字病院)
(彦根市立病院)
(彦根市立病院)
(東近江総合医療センター)

※順不同  

 

議事進行  多賀 俊明  先生(市立長浜病院)

1.新規加入施設

東近江総合医療センター、施設代表は辻川知之先生

 

2.評議委員の変更

●済生会滋賀県病院 杉本徹先生から三木恒治先生(施設代表)
●大津赤十字病院 山添直博先生(指導医代表)、岡本元純先生が施設代表に就任
●滋賀県立成人病センター 山本孝吉先生から宮地良樹先生に交代(施設代表)

 

3.新会長の推薦について

済生会滋賀県病院 病院長 三木恒治先生が会長に推薦され承認された。
事務局は継続して済生会滋賀県病院に置く。

 

4.本会の学術講演会の進行について

プログラム参照

 

5.会則の確認

今回は変更点なし

 

6.2014年度会計監事報告

会計監事より報告。承認された。

 

7.次回(23回)当番幹事、次回開催日、開催内容の確認

当番幹事: 楠井隆先生(長浜赤十字病院)、金子隆昭先生、矢野秀樹先生(彦根市立病院)
共催メーカー: 田辺三菱製薬株式会社
開催日時: 2016年2月20日(土) 大津プリンスホテル
特別講演:

藤本クリニック 院長 藤本直規先生

テーマ:認知症の診断や分類、または薬物療法について

 

8.意見交換

①シミュレーター教育について各施設の現状のアンケート結果

 

(1)研修医に対してシミュレーターを用いた研修教育を定期的に実施しているか?

①全体で定期的に行っている施設 4施設
②診療科主導で行っている施設 4施設
③不定期または研修医希望時に 4施設
④オリエンテーション時 1施設
⑤行っていない 1施設
(①~③重複あり)
 

(2)保有されているシミュレーターの種類は?

10種未満 7施設
10種 1施設
20種 1施設
89種 1施設
  • 心肺蘇生については、1種類とはいえ、多数保有している。

(3)トレーニングの種類、シミュレーターを用いて実施しているか?

  • 心肺蘇生はどこも保有しており、多い順として、末梢血管確保。この二つは研修医、医師に関わらず、実施している。
  • その他、多いものとしては中心静脈穿刺、皮膚縫合などがあげられる。
  • 頻度が少ないが、超音波検査はファントムを使って肝臓の画像を見るなど実施している。気道確保、腰椎穿刺などは、シミュレーターを持っていない施設が多い。内視鏡、経食道エコー、PALSなどを保有する施設もある。

(4)特定の手技について認定試験を実施しているか?

  • 試験実施は4施設で、中心静脈穿刺。PICC、末梢静脈、蘇生術、縫合など

(5)シミュレーターの管理部署が一元化(センター化)されている施設は?

  • 4施設ではセンター化で一元管理(臨床研修センター、臨床教育センター、臨床教育部など)
  • その他の病院では、従来の部署での管理(医局、ME室、安全管理部、看護部など)

(6)スキルラボはありますか?

  • 5施設で設置されている。
  • 専従の管理者(コメディカル等)は2施設

 

②シミュレーター教育についてのディスカッション

(1)各施設の運用状況、実施している施設はどのような評価を行い、その効果は?

    • 済生会病院では、CVなど幾つかの試験を実施、練習期間に自己トレーニングをした後に、一人ずつに対して試験実施。動画撮影、点数をつけてフィードバックする。ルンバールに関しても研修目的で開始。
    • 滋賀医大では、各診療科に任せているが、評価までは実施していない。メンテナンス等は、センターの秘書さん中心に実施してもらっている。故障があったら、センターに報告するシステム。
    • 県立成人病センター:心音、呼吸音、BLS、心肺蘇生など。ME室が管理、修理を行う。
    • 近江八幡市立総合医療センター:不定期で実施、最新のシミュレーターを使って実施。
    • 東近江総合医療センター:滋賀医大の5年生は辻川先生指導の下、実施している。不定期に研修医の希望で空ける。
    • 評価表や侵襲的な手技のチェックポイントなど共有していければいいのでは。

(2)院外のラボの利用情報について

  • 全国的に大きなスキルラボでは、専従のコメディカルを置いている。充実させるのであれば、研修医だけでなく、全職員対応のラボが将来的な理想像ではあるが、各施設で整えるのは財政的に無駄もでてくるので、院外のラボを有効利用できないか。
  • テルモのスキルスセンター(小田原)で、研修医を連れて行って、プログラムを組んで実施していたことがある。
  • 京都府医師会では、医師会館で実施。医師会にスペースを作り、専従を置き、完全に一元管理し、実施していた。
  • 南草津のニプロ綜合研究所内のスキルスセンター:医者、看護師も含めて実施できるしっかりした施設で。血管内治療も実施できる。ME、看護師含めて20人くらいいる。
    事前にプログラムを設定していると、分刻みで直ぐに実施できる。県全体としてプログラムを作って、研修医が集まり活用できれば効率がいい。
  • 滋賀県医師会とタイアップして実施するのはどうか。

(3)医師と看護師など多職種で実施することは?

    • 長浜赤十字病院では、各科で外来、病棟でシナリオを作り実施している。時間の確保は難しいが、それぞれの長が指示して実施する。病棟は看護師長が実施しており参集が多い。時間外にも実施。各部署の代表者も参加するが全員参加は難しい。

 

③滋賀県医師会「WATCH in Shiga2015」

  • 近畿厚生局が保険診療の指導研修会を研修指定病院は年2回実施を義務化。
    「WATCH in Shiga」と同日に同会場で研修を開催して1回としてカウントし、引き続き開催することで参加医師数が増加した。研修医のアンケート結果として、9割良かった。
  • 保険診療の理解について、病診連携という2つのテーマで、グループワークを実施。
  • 各病院で研修を実施しているため、内容が重ならないように配慮する必要がある。
  • 研修制度が10年経ち、卒業生が滋賀県で活躍し指導医となっている。この制度で研修した指導医の意見が反映される仕組みをつくっていくことが課題。
  • 2015年6月の研修医のアンケート結果(医師会資料)を入手し報告。次年度より、大西淳夫理事の後任として本会事務局の中村先生が担当するので、要望を寄せてほしい。

 

④滋賀県病院協会「滋賀県地域医療フォーラム2015 夏」

  • 病院協会の事業「地域医療フォーラム」、「研修医と若手医師のためのフォーラム」と、どの様にコラボしていくか。ここでも研修卒業生に協力してもらうこと、情報を共有しながら行うことが必要。

 

⑤新専門医制度

  • 各病院の各診療科ごとに実施しているが、診療の負担になる。
    そのため滋賀医大のプログラムに参加することが地域として望ましいのではないか。
  • 滋賀医大のプログラムは決まっている。月1回で内科と外科で責任者を決めて委員会を立ち上げて実施している。滋賀医大としても県内の研修指定病院を中心に連携することを検討している。
  • 滋賀医大と他大学との多施設関連施設においてコラボしても問題ないか。
    →各大学の複数プログラムを行うことは可能。多施設関連病院であっても滋賀医大が他の基幹病院と連携することは必要ではないか。フレキシブルに話し合うことが必要。多様化しないと成り立たないと考えている。

 

以 上