評議員会(指導医連絡協議会)

 

■第20回びわこ臨床研修ネットワーク評議員会(指導医連絡協議会)議事録

議事進行 平野 正満 先生(草津総合病院)

日時: 平成26年7月26日(土) 15:00~15:40
会場: ロイヤルオークホテル 1階「レリア」

 

【出席者】

宮下 浩明  先生
立川 弘孝  先生
磯野 元秀  先生
岡本 元純  先生
平野 正満  先生
中村 文泰  先生
川嶋 剛史  先生
小泉 聡   先生
杉本 徹   先生
中村 隆志  先生
倉田 博之  先生
笹田 昌孝  先生
小菅 邦彦  先生
多賀 俊明  先生
亀崎 洋   先生
楠井 隆   先生
矢野 秀樹  先生
(近江八幡市立総合医療センター)
(近江八幡市立総合医療センター)
(大津市民病院)
(大津赤十字病院)
(草津総合病院)
(草津総合病院)
(公立甲賀病院)
(高島市民病院)
(済生会滋賀県病院)
(済生会滋賀県病院)
(済生会滋賀県病院)
(滋賀県立成人病センター)
(滋賀県立成人病センター)
(市立長浜病院)
(市立長浜病院)
(長浜赤十字病院)
(彦根市立病院)
※順不同  

 

【確認項目・意見交換】

  1. 評議員の変更
  2. 会則の確認
  3. 会計監査報告
  4. メーカー脱会連絡
  5. 会費の活用について(会場費の一部負担)
  6. 次回当番幹事と開催日程の確認
  7. フリーディスカッション(意見交換)
     各病院での総合内科の位置付け、取り組みについて討議

 

<確認事項>

1.評議員の変更

【評議員】

施設代表 草津総合病院 桑原正喜 先生 (院長)
⇒施設代表 草津総合病院 平野正満 先生 (院長)

評議委員名簿についてはホームページも含め更新する。

 

2.会則の確認

今回は変更点なし

 

3.会計監査報告

岡本元純先生からの報告で参加者全員の拍手を持って承認された。

 

4.メーカー脱会連絡

今回の20回を最後にアステラス製薬株式会社が脱会した。
第一三共株式会社、田辺三菱製薬株式会社の2社にて今後運営する。

 

5.会費の活用について(会場費の一部負担)

繰越金を有効に活用するため、今回から下記2事項を実施する。
○発表者への参加賞として、3千円の図書カードを発表後に事務局から手渡し
今回5演題のため、5名分の図書カードを準備

○会場費の一部として参加費の半分を活用する
下記内容を鑑み上記結論に至った。

    1. びわこ臨床研修ネットワークのHP更新代が年間36,000円程度の費用が掛かる
    2. 1回の参加費平均が36,000円(36名の参加)
    3. 開催頻度が年2回(年間72,000円)

 

6.次回当番幹事と開催日程の確認

次回(第21回):「 高島市民病院 ・ 済生会滋賀県病院  」 田辺三菱製薬㈱

開催日時 : 2015年1月31日(土) ボストンプラザホテル
京都府立医科大学 救急医療科 部長 太田凡先生に講演をしていただく予定。

 

7.フリーディスカッション(意見交換)

○事務局より各病院に対して行った総合診療に関するアンケートの結果をフィードバック
  <アンケート結果> 最終10施設から回答を頂いたので、再集計した。

  • 総合診療を担う部門や診療科の開設

       ある-7  ない-4

 

  • 総合診療を担う部門・科の名称:

       総合診療科-1 総合内科-4 総合外来-1 内科(総合)-1

 

  • 総合診療を担う部門・科の診療形態

       外来診療-7(毎日あり-5 毎日2診以上-2) 入院診療-4

 

  • 総合診療を担う部門・科の診療内容

     <外来診療>

       内科新患外来として
       初診での振り分け、あるいは振り分け機能のみ(検査なし)
       初診で受診を特定できない患者
       Common disease(感染症、消化器疾患、循環器疾患、健診異常の2次検診)
       専門医師不在の特殊領域(膠原病、感染症、老年内科)
       専門医師が休診の場合の初診代行
       研修医の外来診療教育

     <入院診療>

       救急外来や内科外来からの入院受け入れ
       常勤専門医不在や専門領域を特定しにくい患者(不明熱、膠原病などの系統的疾患)
       各種感染症、重症例の集中治療・全身管理(頚髄損傷など)
       高齢者で積極的治療を求めない患者、介護療養病棟の患者

     <その他>

       他科からの相談・受け入れ、老人介護施設からの相談・受け入れ
       各種カンファレンスの開催

 

  • 総合診療を担う部門・科のスタッフ医師の人数、構成

       スタッフ数 9名、8名、5名、4名(2施設)、不明(1施設)
       職位:管理職・部長職(4施設)管理職+後期研修医(3施設)後期研修医のみ(1施設)
       専門分野:循環器、消化器、内分泌、血液など
       専任・兼任:専任の在籍は3施設 非常勤講師の活用

 

  • 部門を設置していない理由

       医師の絶対不足(4)、総合診療を専門とする医師の不在(4)、ニーズ・必要なし(1)
       院内で機能的な運営や連携が難しい(1)

 

  • 今後の開設計画 あり(2)、なし(1)、検討中(1)

○総合診療について各病院からの報告

  • 総合内科は研修医の足りない部分を補うことを念頭に運営している。
    全身を診れる総合診療をコンセプトとし、入院計画・治療計画・退院後の介護に積極的に関わる研修医体制としている。ICUでの重症患者の集中治療・全身管理も行っている。
  • 総合内科は外来診療を行う形で運営している。外来診療は毎日実施。
    入院は、各科が受け持つようにしている。2週に1回、研修医に初診外来指導を行っている。
  • 総合外来は、初診の振り分けだけを行う。3~5年目の後期研修医が担当。検査は一切なしで、次の専門外来にて実施。振り分けられて担当した医師は異議を言わないようルール化。
    総合内科外来で振り分けに判断が迷う場合には、地域連携室付医師が代わりに判断し
    それでも迷う場合には、血液内科・糖尿病内科が最後踏ん張る形で運営。
  • 総合外来は、患者予約が多いため機能していないのが現状。初診外来で主に総合的に
    診療している。初診外来にて振り分けたり、入院させたりしている。
    研修医は一人しかいないため、救急初期診療に当たっている。
  • 3月まで総合外来は内科初診として、振り分けていた。内科の医師数が少なく負担が大きいため、4月から総合外来は廃止し開業医さんには各科への紹介状を書いて頂く体制でお願いした。研修医には、救急診療に従事して貰っている。
  • 研修医の問診の取り方を習得することを目的に、水曜日に総合外来を開設している。
    延長線上に木曜日も設けて週2日総合外来として行っている。現在は、専門領域を持つ総合外来として実施。今後は、感染症領域を中心とした総合診療や救急における総合診療を模索中。
  • 総合内科としては、マンパワーが足りないこと、外来診療が多忙であることが原因で立ち上げができていないのが現状。振り分けについては、手がすいている医師が実施している。
    総合診療を専門にしている先生に来て頂きたい。
  • 総合内科は標榜していますが、現在閉鎖状態。振り分けは、システムにて自動で分けている。
    研修医を育てるには総合内科は大切だが、現状としてうまく機能はしていない。
  • 週に1回、研修医を育てる総合外来診療を実施。
  • 総合内科専門医は不在。内科の初診外来は非常勤が対応。入院は、内科系にて週ごとに強制的に入院担当を持たせる形で対応。
  • 初期研修におけるプライマリケア教育の場としては、救急外来のみでは不十分であり、H17年に3診察室を準備(研修医用に1診)。主力は内科系の後期研修医でスーパーローテートでの経験を実践すること、内科医としての研鑽を目標とした。後期研修医の多い循環器内科・消化器内科の医師が中心。今年20年目のドクターGが赴任したので、指導医として活躍している。その結果、総合内科の初期研修プログラム1ヶ月間の外来研修を週3日に増えた。

 総合内科/総合診療も一種の専門領域と認識されており、「総合内科のスペシャリスト」=希少種です。ただ医師不足や総合診療専門医の不在から開設困難なると、中規模病院では「医師不足感」が解消されない悪循環が生じます。研修医教育の観点からも開設したいと考えておられる施設も多いと思います。臨床研修制度の2年間だけみると総合医を輩出しやすい土壌ができるはずなのですが、教育者の総合医的な視点の不足や専門医制度のバランスがうまくいっていません。総合内科の役割を他の専門科目の補完のみにしてしまうと、便利屋のような役回りになり総合医を目指す医師のモチベーションは継続しないという点も、運営上の難しさとして指摘がありました(事務局)

 

以 上


次回確認事項

本回終了後に以下の情報提供および提案がありました。
滋賀医科大学の再加入については、以前にも提案があったため事務局で進めさせていただきます。

1.評議員の変更

【評議員】

施設代表 滋賀県立成人病センター 笹田昌孝 先生 (総長)
⇒施設代表 滋賀県立成人病センター 山本孝吉 先生 (院長)

 

2.評議員への参加要請

施設代表 滋賀医科大学 西田保裕 先生 (医師臨床教育センター長)