議事進行 小泉 聡先生(高島市民病院)
日時: 平成24年7月28日(土) 15:30~16:00
会場: ロイヤルオークホテル 「レリア」
【出席者】
平野 正満先生(草津総合病院)
冨永 芳徳先生(公立甲賀病院)
川嶋 剛史先生(公立甲賀病院)
中村 隆志先生(済生会滋賀県病院)
杉本 徹 先生(済生会滋賀県病院)
小菅 邦彦先生(滋賀県立成人病センター)
小林 映 先生(市立長浜病院)
楠井 隆 先生(長浜赤十字病院)
立川 弘孝先生(近江八幡市立総合医療センター)
辻村 吉紀先生(大津市民病院)
※順不同
【検討項目】
1.今回の学術講演会の進行確認
2.評議員の異動、変更、新規加入について
3.会計に関して
4.会則の確認
5.次回当番幹事の確認
6.次回開催日の確認
7.意見交換
◎「初期臨床研修における特定のチーム医療に関する教育について:
事前アンケートの結果報告」
◎「卒後臨床研修評価機構について」
1.今回の学術講演会の進行の確認 (プログラム参照)
16:10~
一般演題
座長 小泉 聡先生(高島市民病院 副院長)
【1】~【3】
17:00~
教育講演
座長 中村隆志先生(済生会滋賀県病院 副院長)
17:30~
対談
伊藤英介先生(済生会滋賀県病院 小児科 医長)
中村隆志先生(済生会滋賀県病院 副院長)
18:30~
情報交換会
2.評議員の異動、変更、新規加入について
高島市民病院の青野先生が異動。後任は→保留。
長浜赤十字病院の小野先生が異動。
市立長浜病院の野田先生から多賀俊明先生に変更。
市立長浜病院の小林先生から亀﨑 洋先生に変更。
3.会計に関して
中村先生、辻村先生からの報告で承認された。
4.会則の確認
今回の会則の変更はなし。変更点があれば事務局まで連絡。
5.次回当番幹事の確認
第17回当番幹事: |
滋賀県立成人病センター
市立長浜病院 |
6.次回開催日の確認
【次回開催日】未定
【開催場所】未定
【共済メーカー】アステラス製薬株式会社
滋賀県主催のレジナビフェアの開催日程が3/16に、最近発表されたため
この日程を考慮する必要がある。
7.意見交換
「初期臨床研修における特定のチーム医療に関する教育について:事前アンケートの結果報告」
初期臨床研修においても教育の充実が求められつつある中、臨床研修プログラムの中でどのように対応されているか現状を共有するための調査。
【質問】
貴院の初期研修医に対して、以下のチーム医療への参加・経験を含め学習の機会を設けられていますか。
<アンケート結果>
回答:9病院、回収率100% 【 ()内は回答数 】
1.NST活動 |
・必須(3) |
希望者時(1) |
受持ち該当時(4) |
|
2.リハビリカンファ |
・必須(1) |
希望者時(1) |
受持ち該当時(6) |
なし(1) |
3.呼吸器ケア回診 |
・必須(0) |
希望者時(2) |
受持ち該当時(4) |
なし(2) |
4.摂食・嚥下サポート |
・必須(0) |
希望者時(2) |
受持ち該当時(5) |
なし(1) |
5.緩和ケア |
・必須(0) |
希望者時(1) |
受持ち該当時(5) |
なし(3) |
6.褥瘡回診 |
・必須(0) |
希望者時(1) |
受持ち該当時(3) |
なし(2) |
7.ICTラウンド |
・必須(2) |
希望者時(2) |
受持ち該当時(4) |
なし(0) |
8.院内感染制御委員会への出席 |
・必須(1) |
希望者時(1) |
受持ち該当時(0) |
なし(7) |
9.医療安全関連の委員会への出席 |
・必須(1) |
希望者時(0) |
受持ち該当時(0) |
なし(7) |
「卒後臨床研修評価機構の受審報告」(済生会滋賀県病院)
- 卒後臨床研修評価機構認定病院は滋賀県で1病院、京都は2病院、大学はない。
- 「研修しやすい臨床研修病院として、医学生に選ばれる病院づくり」「研修医教育への協力体制のさらなる改善」「職員への臨床研修の理解・周知」、また将来、第三者による評価を受けることが義務化される可能性もあることから、「臨床研修病院としての質向上の一環」を目的として、済生会滋賀県病院が卒後臨床研修評価機構を受審し認定病院になった。
中村先生から受審までの流れ、自己評価調査票による問題洗い出しと改善、「自己評価調査票」の改善・整備内容、病院やプログラム責任者としての取り組み、結果について報告された。
- 結果に関して、研修医からの指導医評価(逆評価)、看護師・コメディカルからの研修医評価の導入、ストレス調査、個人面談記録の保存・分析、OSCEによる手技認定試験(CVルート確保等)等の従来からの取り組みに対する高評価もあったが、当直における内科疾患への偏り(外科系当直の経験増)、シミュレーターの管理一元化(場所が無く保管が大変)、スキルラボの開設等の重要な指摘事項もあった。
- 卒後臨床研修評価機構の審査を経験したまとめとして、以下の5つがあげられた。
- 受審に向けての取り組みが、計画を立てて行うことができた
- 第三者評価という一定の基準に沿って整備した結果、課題もわかり取り組みやすくなった
- 全国的にも高いレベルの研修病院であることの認識と自信
- 事務担当が継続的にサーベイヤーとして先進他病院の取り組み情報を収集できる
- 外圧による、予算や設備面での充実の目処が立った
- 今後、受審される予定の病院には済生会病院から詳しい情報提供が可能であり、積極的に受審を勧める意見があった。
以上
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