評議員会(指導医連絡協議会)

 

■第14回びわこ臨床研修ネットワーク評議員会(指導医連絡協議会)議事録

議事進行 中村 隆志

日時 : 平成23年6月18日(土) 15:30~16:00
場所 : 琵琶湖ホテル 3F 「グリーン」

 

【出席者】

中村隆志先生(済生会滋賀県病院)
松村憲一先生(草津総合病院)
笹田昌孝先生、鬼頭幸一先生、小菅邦彦先生(滋賀県立成人病センター)
辻村吉紀先生(大津市民病院)
青野充先生、小泉聡先生(高島総合病院)
立川弘孝先生(近江八幡市立総合医療センター)
小林映先生(市立長浜病院)
川嶋剛史先生(公立甲賀病院)

【検討項目】

1.後期研修医に対するアンケート報告
2.今回の学術講演会の進行確認
3.会則の確認
4.会計に関して
5.次回当番幹事の確認
6.次回開催日の確認
7.フリーディスカッション

1.後期研修医に対するアンケート報告(事務局より紹介)

【目的】
今後の滋賀県における初期および後期研修プログラムの向上・発展の一助にする

【内容】
後期研修医から見た初期研修と現在の後期研修について意見の聞き取り

【対象】
びわこ臨床研修ネットワークに所属する後期研修医(H18年以降が対象)

<アンケート結果>

回収:57名回収(回収率50%、100%の回収施設もあり、回収には病院ごとで温度差)
主に2,3,4年目70%、県内での初期研修修了者が過半数(33名)

  • 現在の勤務施設の初期研修は自身の受けた研修と比べて優れる点は?
    →症例等の経験(28)、人間関係(26)、救急のプログラム(19)、指導医の熱心さ(15)、がよい評価。
    相互乗り入れ、他病院との連携については評価が低い(2)
  • 現在の勤務施設の初期研修の改良点は?
    →カンファランスの充実を望む(23)、救急プログラムの充実を望む(13)
    カンファレンスがあがった理由として、大学病院で初期研修を受け関連病院に来た先生からの意見の可能性が考えられる
  • 現在の勤務施設を選んだ理由
    →症例の豊富さ(34)、指導体制(29)、専門医研修認定施設(21)が3大要因
    医局人事もあり
  • 現勤務施設の優れた点
    →症例の豊富さ(44)、人間関係(34)、指導(25)、関連する院内連携(23)、スタッフ(21)の順に多い
  • 現勤務施設の改良点
    →スタッフ数の不足解消(10)、専門医取得に向けたプログラムの充実(12)、院内連携の充実(7)の3点

2.今回の学術講演会の進行の確認 (プログラム参照)

16:10~

オープニング・リマークス
片岡慶正先生(大津市民病院 院長)

16:15~

一般演題
座長 立川弘孝先生(近江八幡市立総合医療センター 副院長)
【1】~【4】

17:00~

特別講演
座長 辻村吉紀先生(大津市民病院 副院長)
(1)~(2)

18:00~

情報交換会
施設代表から後期研修医の現状を3分程度で初期研修医に向けて情報提供

3.会則の確認

変更点の確認;発起人、施設代表者、評議員、世話人等の言葉を「評議員」にて今後は統一する。
HPの概要では発起人の記載は継続表記。

(「評議員各施設1名程度」の表記となっているが2名程度に改訂:
     1名は施設代表、1名は指導医の代表に出席を依頼しています関係で)

4.会計に関して

会計監査に辻村先生が就任。(評議員会にて承認)
昨年度の会計監査報告を辻村先生が監査。
辻村先生より「監査報告に問題はなかった」ことを報告。満場一致で承認。

5.次回当番幹事の確認

第15回当番幹事:公立甲賀病院(冨永先生)、草津総合病院(平野先生)

6.次回開催日の確認

【次回開催日】2012年2月25日(土)16時
【開催場所】大津プリンスホテル
【共済メーカー】田辺三菱製薬(株)

特別講演では遠方の先生でもよいが、県内でのすぐれた初期研修や診療実績、後期研修をアピールする意図で、県内の指導医を積極的に招聘してゆくのもよい。

7.フリーディスカッション

<初期研修医定員枠減少を踏まえた県内病院の連携について>

  • 全体枠として初期研修の連携の話があがっていることについて
    県としての自由枠、県としての特徴のあるプログラムがあれば活かせる。情報では基幹病院を作り、その病院が中心となって全県プログラムの立ち上げを行う。そのための連携の仕方を模索し、他県と比較し魅力を出せないと意味がない。また連携の際に評価する事を決めて、どのようなネットワーク(インフラ等)の基盤を作るか?(2次まででは、湖北湖東と東近江の地域ネットワークには予算がついて動き出している。)
  • 今までは地域電子カルテネットワークの導入に多額な費用が要ったが、現在はサーバー使用料は数千万くらいの投資ですむ。それが利用できるなら県全体の研修ネットワークの連携が良くなり評価システムの標準化も可能になるのではないか。地域再生の流れをうまくつかめば可能か。
  • 某大学のある講座では後期研修医のプログラムの中で、関連病院の中に専門医を取るためのKEY病院を作り連携ネットワークを作っている。実際に入局者が増加。従来の名門の大学がネットワーク作る等特定機関化をしている。また、後期研修も専門医志向になっている。
  • 滋賀県では滋賀医大を中心とした専門性のある連携をするか。専門医育成では診療科単位。大学中心となると、他大学の関連病院間で相互乗り入れというのは難しく壁があるだろう。
  • 専門分化の土俵で戦うと滋賀全体でも従来の名門大学に勝てる見込みは薄い。例えばネットワークを活用するのであれば、地域に重きを置いてジェネラリストを育てる方向性等の必要性を検討する段階にあるのでは。滋賀で本当にニーズがあるのはそのような先生が県の津々浦々にいること。そうするとネットワークを使い地域の隅々まで中央の医療を活用できる。滋賀ではこういう人を育てたいという方向性を打ち出せたらいいのでは。高度医療の分野では従来の名門大学と比べて全体では追いつける可能性は薄いのではないか。

以上